伝えたいなら読んでおきたい「読ませる技術 聞かせる技術」海保博之
こんにちは。
今日は新書の紹介です。
海保博之著
「心理学者が教える 読ませる技術 聞かせる技術
~心を動かす、分かりやすい表現のこつ」(BLUE BACKS)
2018年 7月20日 第1刷発行
ブログを書き始めてから約1か月がたち、
そろそろ読んでもらえる技術を取り入れたいということで読みました。
まずは筆者の方を紹介します。
海保博之(かいほ ひろゆき)
1942年生まれ
筑波大学名誉教授
東京成徳大学名誉教授
分かりやすい表現とヒューマンエラーの心理学研究が専門
主な著書
『仕事日記をつけよう』(WAVE出版)
『「ミス」をきっぱりなくす本』(成美堂出版)
この本は
人間はどのようにして「わかる」ということを感じるのか、
分かりにくい表現とはどういったものか、
ということを事例を交えて書いてあります。
また、ところどころに問題が提示されているため自分が理解できているかどうかを確認しながら読むことができます。
前半には学問としての認知・表現とはどういったものか、
後半では実際にはどのように相手が理解しているのかを考えた上でどういったものが分かりやすいのかが書いてあります。
本自体にも随所に読ませる技術が実践されています。
読み終わると、普段の何気ない生活にも多くの工夫がなされていることを感じると思います。
また、自分の考えがどうして相手に伝わらないのか、どうすれば伝わるのかがわかると思います。
この本の中のコラムに、「具体と抽象」というものがあります。
この具体と抽象
じつは、今人気のコンテンツであるSHOW ROOMの社長である前田裕二さんがおすすめしているものです。
前田裕二さんは日常的にすごい量のメモを取っているそうです。( ..)φメモメモ
そして、そのメモを抽象化して転用しています。
そうした抽象化と具体化を繰り返す中で様々なアイデアを生み出しているそうです。
そんな前田さんのメモに関する本も出版されました。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) [ 前田 裕二 ] 価格:1,512円 |
こちらの本はクリスマスに発売されます。
少し横道にそれましたが、
「抽象と具体」
これらはこれからの生活でも大いに役立つと思います。
そのほかにも多くの「わかる」「わからせる」に関する技術が書かれています。
私が皆さんに分かりやすい記事をかけているかは置いといて、(-_-;)
何かを伝えたい
と思っている方はぜひ読んでみてください。
心理学者が教える 読ませる技術 聞かせる技術 心を動かす、わかりやすい表現のコツ (ブルーバックス) [ 海保 博之 ] 価格:1,080円 |
それでは。