なまいきわらべの勝手に感想文

しがない暇な大学生の自由気ままな読書感想文です。本の他にも趣味のことも書いてます。

小説紹介 「浜村渚の計算ノート」 青柳碧人

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こんにちは!ボブです。

 

第6回目は・・・浜村渚の計算ノート

青柳碧人著 浜村渚の計算ノート(講談社文庫)

 

この本を一言で表すと、天才数学少女浜村渚の謎解き!です。

 

私がこの本を最初に選んだのは、「計算ノート」という部分に惹かれたためです。数学を題材にした本ということであろうと思い手に取りました。表紙には「浜村渚」と思わしき少女が描かれていました。

 

私が買った際にはすでに隣に2巻、3巻とシリーズ化されていましたが、とりあえず1巻のみを買いました。

読み終えた後、私は後悔しました。

 

 

シリーズ全部買っておけばよかった

 

なんといってもこの物語の魅力は、あふれるように出てくる数学の知識ととめどない数学への愛です。

それぞれの話にしっかりと数学が入り込んでおり、なるほど、たしかに、と思える場面が数多くありました。

 

私は数学は学問の一つとしてしかとらえておらず、機械的なものだと感じていました。

しかし、この本にはどんな人でも優しく数学の世界へといざなう力があり、知らぬ間に数学へのを芽生えさせてくれるのです。

 

現在、浜村渚の計算ノートシリーズは10冊出ており、私は新刊を待つ日々です。!(^^)!

また、漫画化もされています。

 

「数学なんて興味ねーし」と思っている方、「数学とっつきにくいなー」と思っている方、ぜひ一度読んでみてください。

きっと数学の世界を覗きたくなるはずです。