なまいきわらべの勝手に感想文

しがない暇な大学生の自由気ままな読書感想文です。本の他にも趣味のことも書いてます。

小説紹介 「痴人の愛」 谷崎潤一郎

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こんにちは!ボブです。

 

第2回目は・・・痴人の

谷崎潤一郎著 痴人の愛新潮文庫

 

私の持った第一印象は

 

男性視点から見た女性の魅力!です。この作品は基本的には恋愛物語という感じだと思います。

 

私の数少ない恋愛経験によると、まさに恋は盲目です。

好きな人のことを考えるだけで正常な思考能力は失われ、不合理なこともなぜか受け入れてしまう。恋の波が過ぎ去ると冷静な思考能力を取り戻し、なぜ自分がその選択をしたのかを疑問に思う。こういったことを体験されたことがある方も多いのではないでしょうか。

この作品はまさにそういった感覚を男性視点から描写した作品だと思います。

 

恋をしていると自分の思いが相手に伝わっているのではないかと勝手に思い込んでいることがあるかもしれません。たとえそれが一方的な思いだとしても。

しかし、どんな恋でもポジティブなものかネガティブなものかそれは人生のスパイスになりうるのです。(カッコつけてすいません)

 

この本を読んで恋をしたくなるかどうかはわかりませんが(笑)、愛のかたちについて考えることができるのではないかと思います。

 

ps女性には男性がどんなかたちで愛を持ちうるのかを感じていただける一例になると思います。